■法学の本質〔コンテンツ〕■

■社会において必要とされる法律に関する〔知識〕〔考え方〕を総括

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■コンテンツ（目次）

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第1章〔法とは〕　
　１．法の意義
　２．法の基礎
　３．法学とは

第2章〔法の学び方〕
　１．法を学ぶ前に
　２．法への興味・関心
　３．法律をものにするために

第3章〔法の仕組み〕
　１．法源としての法
　２．成文法の分類
　３．その他の成文法

第4章〔憲法の基本原理〕
　１．明治憲法から日本国憲法へ
　２．国民主権
　３．平和主義
　４．基本的人権尊重主義
　５．憲法改正問題

第5章〔国の統治機構〕
　１．三権分立
　２．国会
　３．内閣と行政
　４．裁判所
　５．地方自治

第6章〔平等権〕
　１．「法の下の平等」原則
　２．平等の意義
　３．平等権の内容

第7章〔自由権(1)---精神的自由・経済的自由〕
　１．精神的自由
　２．経済的自由(1)
　３．経済的自由(2)

第8章〔自由権(2)---人身の自由〕
　１．適正手続の保障
　２．被疑者の権利
　３．被告人の権利
　４．刑罰の限界

第9章〔社会権〕
　１．生存権
　２．教育権
　３．勤労の権利
　４．労働基本権

第10章〔裁判の仕組み〕
　１．裁判の意義と機能
　２．裁判所の組織
　３．裁判の担い手
　４．裁判手続
　５．国民と司法

第11章〔財産と法〕
　１．財産法の構造
　２．債権
　３．物権
　４．権利義務及び法律行為の主体

第12章〔経済取引と法〕
　１．経済取引と法
　２．消費者保護
　３．企業と法
　４．経済と法

第13章〔家族と法〕
　１．家族と法
　２．夫婦
　３．親子
　４．相続
　５．家族法の改正問題

第14章〔犯罪と法〕
　１．犯罪と刑罰の種類
　２．刑法の機能と基本原則
　３．犯罪の成立要件
　４．違法と責任

第15章〔労働と法〕
　１．労働者保護法
　２．労働基本権

第16章〔事故と法〕
　１．事故の被害者と救済
　２．加害者の民事責任
　３．不法行為責任の限界
　４．各種事故の被害者救済対策

第17章〔社会保障と社会福祉〕
　１．社会保障制度とは何か
　２．医療保障制度
　３．年金制度
　４．社会福祉制度

第18章〔医療と法〕
　１．医療と法との関係
　２．医療訴訟
　３．生命をめぐる法律問題
　４．精神医療

第19章〔情報化社会と法〕
　１．情報化社会
　２．情報の発信と法
　３．情報の受信と法
　４．情報の保護と法
　５．マス・メディアへのアクセス権

第20章〔国際社会と法〕
　１．国際社会と国際法
　２．国際法と国内法の関係
　３．国際紛争の平和的解決
　４．戦争の違法化と国際安全保障
　５．国際的人権保障
　６．国際社会の組織化


成文堂「エッセンシャル法学〔第4版〕」大谷實編著

第３節 代理

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■１■　代理制度

（１）意義
代理とは---他人（代理人）の独立の行為（意思表示）によって、本人が直接にその法律効果を取得する制度

私的自治の拡張---任意代理---本人の信任を受けて→代理人
　（自己の取引範囲の拡大の為に他人に助力・強力を要請）

私的自治の補充---法定代理---法律の規定に基づいて→代理人
　（意思無能力者・制限行為能力者に代わって法律行為を行う）

（２）代理に類似する制度
　　①間接代理
　　②使者
　　③代表
　　④代理占有
　　⑤授権

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■２■　本人・代理人間の関係---代理権の存在

（１）代理権の発生原因
　　①法定代理権の発生原因
　　　　　法律の定めるところに従って
　　　
　　②任意代理権の発生原因
　　　　　本人の代理権授与行為に基づいて

（２）代理権の範囲
第103条（権限の定めのない代理人の権限）
　　　保存行為（現状維持）
　　　利用行為（客体の性質を変えない範囲）
　　　改良行為（客体の性質を変えない範囲）

（３）代理権の制限
　　①共同代理
　　②自己契約・双方代理
原則：禁止
　　　　例外：債務の履行・本人が予め許諾した行為

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■３■　代理人・相手方との関係---代理行為の当事者
（１）顕名
　　①「本人のためにする」
　　②顕名がないとき
　　　　原則：代理人本人のためにしたものとみなされ、
　　　　例外：相手方が本人のためにすることを知り、知ることができたとき

（２）代理行為の瑕疵
　　①意義
　　②代理と詐欺
　　③代理人と相手方との虚偽表示

（３）代理人の行為能力

（４）代理人の権限濫用

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■４■　相手方と本人との関係
第99条

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■５■　復代理
（１）意義
復代理とは---

（２）復任権とその責任
　　①任意代理の場合

　　②法定代理の場合

（３）復代理人の地位
　　①代理人との関係

　　②本人との関係

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■６■　無権代理